堺精機産業株式会社 さをりの森

サカイセイキの歴史

サカイセイキの歴史はさをりの歴史と深いかかわりがあります。
好きに好きに織る、感性の手織りさをりを創始した城 みさを
城 みさをの夫で、先代のサカイセイキ社長の城 利一郎は、1940年代から、繊維産業で栄えた和泉市府中町で動力織機の部品を販売していました。ツタの絡まる旧社屋の姿は、地元の方々には良く知られた存在だったようです。
しかし、1970年代、さをりの広がりとともに、サカイセイキは手織り機の製造・販売を始めました。城 利一郎・みさをの三男、現サカイセイキ社長城 研三は、当初から手織り機の設計・開発・製造に携わってきました。手織り機SAORIは、自由な手織りさをりに適したシンプルで使いやすい手織り機を目指し、城 研三が独自に開発した完全オリジナルの手織り機なのです。
そして2004年、道路拡張のため、府中町から立ち退かなくてはならなくなりました。そこでサカイセイキは、地元の方々にももっとさをりを楽しんで頂きたいと願い、和泉市室堂町に手織り教室を併設した新社屋を建設することにしました。"人と自然をみつめる織空間 さをりの森"の誕生です。さをりの森は、3,600坪の雑木林に囲まれた閑静な環境で気軽にさをりを楽しむことの出来る、世界に類のない体験型施設として多くの方々に喜ばれています。そして現在、手織り機SAORIは日本全国はもちろん世界各国の方々にご愛用いただいています。